道具選びとその出会い。

キャンピングデニム × ネルシャツ × 仕事

STORYTales from the field

アウトドアコーディネーター
小雀 陣二

道具選びは、何でもいいってわけじゃない。
子供の頃から自転車の工具から始まって、車の整備の道具もできるだけこだわった。

道具選びは、使いやすいか自分の使い方に合ってるか、こだわって作られてるか、長く使える相棒になりそうか、デザインはいいか、って決めている。

毎日着るウェアも同じ。
特に仕事の時に着るウェアは、
道具と同じ視点になる。

仕事で訪れていたALASKAがその考えをより強くしてくれた。
アウトドアストアには、「Carhartt」の代表的な黄土色のDUCK生地のジャケットやパンツが壁を埋め尽くしてたし、ALASKAの定番の長靴「XTRATUF」もこれでもかというくらい並んでいる。
質実剛健で気持ちがいい。
そんなスタイルに憧れてる自分としては、これが基本。

そういう中で、デニム生地で使いやすいワークパンツはないかなってずっと探してたんだ。
デニムの原点は、LEVIS501で、これが基準になるし、501でいいいじゃないかという意見もある。
もちろんCarharttにもデニムはあるけど、生地の質感や色落ちした時の風合いイメージと違う。
数年前に人気だったガーデン系のワークパンツも使いやすそうだったけど、シルエットが好みじゃなかった。

そんな時に出会ったのが
『NEUN Camping Denim』

基本のフロントポケットと大きく深いヒップポケットが左右にあり、特徴的な左右の腰下脇にあるサイドポケットのこれがレザーグローブなど放り込むには最適で、使いやすいんだ。もちろんリベット留めの6ポケット仕様。ダブルニー&ダブルヒップ構造で、シルエットはストレート。
程よくしなやかなデニム生地は動きやすく馴染むんだ。
股下のクロッチは、足が開きやすいアウトドアウエアでは定番の柔道着仕様となり、股上は深く左腰にはハンマーループ。動きやすく、ペグハンマーの行き場もこれで決まる。

ちょっと肌寒いときに
焚き火で羽織るには具合がいいんだ。

摩耗する首と手首が当たる内側にはコットンの当て布が縫い付けてある。
そんな細部のこだわりも気に入っている、あ、そうそう、ボタンもネーム入りの木製という「馬鹿さ加減」が最高にいい。

MTBに乗り始めアウトドアへ傾倒していったら、こだわりたいものばかり。
料理を本格的に始めたら基本の包丁、まな板、ボウルだって、 何一つ適当に選んだものはなかった。

アウトドアコーディネーター 小雀 陣二

ITEM

キャンピングデニム

¥20,900税込

作業用パンツの風体から離れ、正統派デニムのシルエットを採用することでファッション性を追求しながら機能を最大限に装備したアウトドアシーンでも不自由なく履けるデニム。

ワンウオッシュ加工をしているので、ブルーの色合いは濃く、風合いはソフトに履きやすく縮みにくいデニムに仕上がっています。

カラーはワンウオッシュ1色。サイズはXS、S、M、L、XLの5サイズ展開。

ITEM STORY

バックのポケットはしゃがんでもストレスがなく、大きく開いたサイドポケットはペグなどを仮入れするのにも便利に。左サイドにはハンマーフック。地面につくことの多いヒップとニー部分は生地を二重にし頑丈に。オリジナルデザインのレザーパッチをつけてディテールにもこだわり抜いたデニムを実現。

ネルシャツ/ウール

¥25,850税込

インドアでもアウトドアでも思わず手に取りたくなる、軽くて暖かい快適な着心地でアウターとしてもインナーとしても着用できます。
いつまでも着用できるような良いものを。
いつかNEUNのブランドを代表するアーカイブアイテムになるような普遍的なアイテムのオーバーシャツ。胸にはジッポも入るコインポケットを配置。
カラーはレッド、グリーンの2色。サイズはXS、S、M、L、XLの5サイズ展開。

ITEM STORY

赤色を認識しない鹿からは目立たぬように、そして人の目に認識されるよう配色し、ハンティングの際に誤射されないように生み出されたチェック柄がこの「バッファローチェック」。
そんな懐かしい表情ながら古臭さは感じさせない、保温性が高くて軽量性のあるウール混チェックを使用しています。

道具選びとその出会い。
キャンピングデニム × ネルシャツ × 仕事

MTBに乗り始めアウトドアへ傾倒していったら、こだわりたいものばかり。料理を本格的に始めたら基本の包丁、まな板、ボウルだって、何一つ適当に選んだものはなかった。

旅から生まれる道具。
expedition JKT × 焚き火パーカー × モンゴル

2月、モンゴルの冬はえらく寒い。ロシア国境付近まで北上すると尚更だ。
大陸の地平線、そのまた向こうから、まっすぐに届いた風が細かな雪を連れ去ってくれる。